すまっぷとは
子供たちの生活する周りには、交通の危険性、犯罪の危険性、遊び場での事故など、さまざまな危険が潜んでいます。“スまっぷ”は、子供たちの通学路における危険箇所情報を地域全体で共有し、より効果的に安全活動を支援することを目的として構築されました。
ス スクール(学校)と連携したサービス
スクウェア(広場・地域)が一体となった教育
スマート(先進的)な情報技術を活用した効率的なサービス
まっぷ マップ(地図)を情報共有、課題分析のツールとして利用

スまっぷで何が出来るか

子供たちの安全マップ作りをサポートします

安全マップ作りは、子どもが危険回避能力を高める効果的な方法だと言われています。

スまっぷは、自分の街の「地図」と「航空写真」を、好きな範囲で印刷することが出来るので、子供たちでも簡単に安全マップを作ることが出来ます。
また、印刷した紙の地図を使うので、パソコンの操作が苦手な方でも大丈夫です。

ぜひスまっぷを利用して、安全マップを作って見てください。

地域での危険箇所情報共有のサポートをします

子どもたちの通学路の安全を守るには、学校や子どもの家庭だけに任せるのでなく地域全体が一体となって取り組む必要があるということは多くの人の共通する認識でしょう。

しかし、一人ひとりがそう思っていても、なかなか地域コミュニティの活動にまで結びつかない、あるいは、PTA,自治会、NPOなどによる安全活動が行われていても、隣り合う地域の活動状況について相互に情報が交換されていない状況があるようです。

スまっぷは簡単に危険箇所情報を発信することが出来るので、地域全体で子供たちの安全に対する意識を向上させることが出来ると考えます。

地域全体で子供たちを守る活動をはじめましょう。

安全対策活動のサポートをします

地図を利用するメリットとして、地図上に様々な情報を表示させることで、情報を視覚的にとらえることが出来ることが挙げられます。
また登録された危険箇所情報はデータベースに蓄積されるので、過去の情報や最新の情報を取り出すことが可能です。

スまっぷを利用することで、危険箇所の分布や、時間的な変化など様々な視点から問題を分析することが出来ます。

分析した結果から効果的な対策を考え、より効果的な安全活動を行ってください。

スまっぷの経緯

  • 2004年2月
    つくばスマートコリドール構想推進協議会 コンテンツサービス推進委員会 教育WGにより「つくばスまっぷ構想」を策定。

  • 2004年7月
    同WGによりつくばスまっぷ構想から「安全・安心」を切り口とし「子供たちの通学路から発見した地域情報にもとづくコミュニティの活性化プラン」として、内閣官房都市再生本部「全国都市再生モデル調査」に応募、採択。

  • 2005年2月
    つくばスまっぷ「ふくろうサイト」を構築、実験運用を開始。
    つくば市立竹園西小学校PTAによるスまっぷ利用の活動風景をプレスに公開。
    NHKで放映、茨城新聞、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、常陽新聞、日刊建設新聞に掲載。

  • 2005年3月
    内閣府調査委託に関する調査報告書を納入。

  • 2005年8月
    つくばスまっぷの継続的な運用を行うため、「スまっぷ推進協議会」を設立。

  • 2005年9月
    つくばスまっぷ「ふくろうサイト」を改良し、「つくばスまっぷ【安全マップ】」として運用開始。
    つくば市立竹園西小学校において「スまっぷ緊急メール」の運用を開始。

  • 2006年10月
    2006いばらきデジタルコンテンツ大賞 茨城県企画部長賞を受賞。