近所での子どもの安全を確保するために

これもNCPCのHPからの翻訳です。
参考にしてください。
残念ながら、どんなご近所も犯罪に対して完全に防備できるわけではありません。
しかし、家族やご近所の安全を確保するいくつかの方法はあります。
あなたの子どもたちがどこにいるか知っておきましょう
あなたの子どもたちに、外に出かける前に必ず出かけることを話したり許可を求めるようにさせ、いつまでに帰りなさいと言うようにしましょう。
●重要な電話番号を覚えさせましょう
あなたの子どもたちに、家の電話番号や住所、あなたの仕事、携帯番号を覚えさる訓練をしましょう。
もし、子どもたちがこれらのことを記憶できない何かの問題がある場合は、それらをカードに書き込んで、いつでもそれを持ち歩かせましょう。子どもたちには、あなたがどこにいるか、そして、あなたのところに行く最も良い方法を教えておきましょう。
●子どもたちが近所の出かけることができるところに制限を設定しておきましょう
あなたは、子どもたちが、交通量の多い道を横断したり、狭い路地や廃墟となった建物のなかで遊ぶというようなことが心配になりませんか?また、あなたの子どもが行って欲しくない近所の特定の家などがありませんか?
●あなたの子どもたちの友達を知っておきましょう
あなたの子どもたちを友達の家に行かせる前に、友達の両親と会っておきましょう。そして、友達の家の電話番号のリストを作っておきましょう。もし、友達の両親に会うことができない場合は、電話で話をしましょう。あなたの子どもたちが友達の家でなにをしているか監視するようお願いしましょう。
●近所の安全な家を探しておきましょう
あなたの子どもが、もし助けが必要になった場合に逃げ込める近所の家をピックアップしておきましょう。助けを求めて逃げ込める他の場所として、お店、図書館、交番などもどこにあるか調べておきましょう。
●子どもたちに拳でなく言葉で議論し解決することを教えましょう
殴り合いのけんかを避けること、いじめっこに遭遇したときにどうするかなどの問題について、ロールプレイングで話をしましょう。
●近所の人たちと一緒に仕事をしましょう近所の怪しげで普通と異なる行動(状況)を警戒しましょう。お互いに気をつけることができるよう、そのことを近所や近所の子どもたちが分かるようにしましょう。

子どもの安全だけでなく、地域全体の安全にもっと関心を持つべき

この4年間連続して、日本にいる外国人による犯罪が増加している。(警察庁:平成17年の犯罪情勢)
先日も、東京で女子大生が誘拐され身代金を要求されるという事件が発生した。
犯人は、直ぐに捕らえられたが、複数の外国人による犯罪であることが確認されている。
今朝のテレビでも報道されていたが、どうやって自分たちの身の安全を守ればいいのかということが取り上げられていた。
ドアの鍵を二重にするとか、個人情報を流出しないようにするなどの具体的な話もでていた。
それにしても、日本人はあまりにも安全に対して無防備ではないかと思う。
安全と水はタダであるという神話は、とうの昔に崩れ去っているというのに。
地域の犯罪に対する安全度というのは、やはり、地域が犯罪に関連する情報をどれだけ認識し共有しているかにかかっているのではないかと思う。
地元の団地自治会では、どこの家に空き巣が入ったという情報は回覧で回ってくる。
みんな、用心しましょうという意味で情報の価値はある。
しかし、情報量が少なすぎる。
いつ何時ころ、どこで、家のどんなところから入ったかなどの情報も知ることができれば、どんな注意が必要かの判断材料にもなると思う。
それに基づいて、地域と警察の連携でパトロールなどの活動が生まれるかもしれない。
子どもの安全も含めて、地域全体が安全により関心を示すべきだろうし、そのためには、地域の安全情報を共有することが重要であると改めて思う。