またも小学生が通学路で犠牲になる事件が発生した。
朝日新聞ニュースによると、20日午前7時45分ごろ、宮城県大郷町大松沢の町立大松沢小学校の正門付近で、登校してきた6年生の女児が、男に刃物で背中を刺され重傷を負ったという。
犯人と目される男は、近所の人の話によると、最近は荒れた様子だったということで、以前より、現場近くで奇行を目撃されているということだ。
もし、そうだとしたら、事件が起こる前にもう少し何か手だてがあったのではないかと思わざるを得ない。
以前にも、このブログで紹介したように、いつもと違う何らかの状況を察知することが極めて重要で、その情報を通学路の周囲の人たちが共有することで、子供たちを犯罪の被害に遭わないようにするという地域の行動が生まれるのである。
残念ながら、今回の場合はその情報がありながら、それが地域で共有されていなかったのではないだろうか。
ここしばらく、このような児童が通学路で犠牲になるという事件の新聞記事等が無かっただけに、改めて子供隊の通学路の安全について、もう一度気を引き締めて、見直す必要がありそうだ。