通学安全マップづくりを通して児童の危険予測・回避能力を身にづける

文科省は、平成17年12月6日各都道府県、教育委員会に「登下校時における幼児児童生徒の安全確保について」の通知文をHPで公開しています。
この中で次の5つの施策を挙げています
1通学路の安全点検の徹底と要注意箇所の周知徹底
2登下校時の幼児児童生徒の安全管理の徹底
3幼児児童生徒に危険予測・回避能力を身に付けさせるための安全教育の推進
4不審者等に関する情報の共有
5警察との連携
この中で、3については、幼児児童生徒に、犯罪に巻き込まれないようにするためには、様々な機会を通じて、危険予測能力や危険回避能力を身につけさせることが必要であるとし、そのためには通学安全マップの作成等を通じた指導が必要であるとしています。
また、通学安全マップの作成については、「児童生徒を参加させることにより、児童生徒が自ら実感を持って危険箇所を認識することが期待できる。その際、小学校低学年の児童だけでは困難な面もあるため、上級生とグループを組ませる、保護者や警察官と一緒に実際の通学路をまわるといった取組も有効であると考えられる。」と述べています。