最近、インターネットで公開されている安全マップが多く目に付くようになりました。
これらの安全マップは、主として県警が地域から情報提供を受けて作成している例が多いようです。実際に内容を見ると、子どもたちが日常的と言っていいほど、頻繁に危険にさらされている状況がよく分かります。
ただ、心配なのは、このような情報を子どもの保護者や地域の人達がどれだけ見ているかということです。
せっかく情報が公開されていても、それが地域の多くの人に見られなければ意味がありません。
文部科学省の「登下校時における幼児児童生徒の安全確保について」にも記されているように、安全マップは地域全体が連携協力して作ることが重要です。
安全マップ作るプロセスの中で、どこが危険かを互いに認識できるでしょうし、地域の連携も強くなるものと思います。
また、地域の状況は日々変化しているといえます。その意味で、安全マップも随時更新されなければなりません。
一度作成したら、それでお終いではなく、何回も見直し点検が必要でしょう。
随時更新されるマップの経歴を見ることによって、地域の安全度がどう変化しているかも分かるようになると思います。
是非、安全マップの作成は地域の連携で作成するようにしたいものです。