Web朝日新聞ニュース2006年03月01日
「普通の登下校取り戻したい」という記事を読みました。
栃木小1殺害から3カ月、事件後は、「子どもを1人にしない」を合言葉に、地域住民30人の通学路での見守りや、散歩をする人などの校区巡回が定着したということです。
しかし、保護者による登下校時の付き添いについては、そのために職場から早退を余儀なくされ、それが原因で仕事をあきらめるケースも出ており、保護者による登校時の付き添いはそろそろやめてもいい時期にきているのではという声も出ているそうです。
保護者にとって、登下校の付き添いはかなりの負担になっていることが伝わってきます。
また、記事では、「子どもたちは登下校の中で人間関係を学び、冒険心をくすぐることにも数多く出会っていたはずだ。その意味で、安全安心だけでなく、子どもたちだけの遊びや社会勉強の時間だった登下校を取り戻そうというそんな動きが芽生えている」ということですが、子どもの安全と教育とのトレードオフの関係がここにも見られるということなのでしょうか。
子どもの安全、子どもの教育、その両方を同時に解決できる対策を考える必要がありそうです。