またも、子どもが通学路で犠牲

 秋田県藤里町粕毛家(かすげいえ)の後(うしろ)、自営業米山勝弘さん(39)の二男で町立藤里小1年豪憲(ごうけん)君(7)が下校途中の17日午後、行方不明になった事件で、18日午後3時ごろ、自宅から約10キロ離れた同県能代市二ツ井町荷上場下中島の米代川沿い市道脇の草むらで死亡しているのが見つかった。
[読売新聞社:2006年05月19日 03時16分]
またか、どうして・・・と絶句するばかりです。
この事件より1月ほど前の近所の女の子が水死した事件との関係も取りざたされています。
都会にありがちな隣近所のコミュニケーションが殆どないまちでの事件ではなく、まさにコミュニティが成立していると思われる地域で発生した事件ということを考えると、コミュニティのあり方についてもう一度見直さなければならないのかもしれません。
しかし、子どもが集団下校しているにも関わらず、最後に一人になった自宅までの僅か数十メートルで行方不明になったということですので、やはり最後は親が迎えに行かなければ子供の安全は守れないということではないでしょうか。
親が仕事をしている場合の対応の仕方など、解決すべき課題もあるでしょう。
どうすれば、こどもの安全が守れるか、それを話し合うのは学校だけでなく、コミュニティの役割でもあると思います。