子どもが被害者となる凶悪な犯罪事件が相次ぐ中、当然、子どもたちは一人で公園で遊ぶことなど出来なくなり、仕方なく家の中で遊ぶことが多くなってくると思います。このことは、子どもの教育という面でも問題にならないか気になります。
どうすれば、子どもが安心して遊べる公園を復活できるのでしょうか。
つくば市にはよく整備されている公園が大小含めていくつもあります。
代表的な洞峰公園には筆者も良く行きますが、池の周りを散歩していると、とてもすがすがしい気分になることができます。
しかし、犯罪が起きる可能性を意識してみれば、やはり「入りやすく、見えにくい場所」でもあり、その可能性が無いとは言えません。
それでは、子どもを安心して遊ばせることができる公園とは、一体どんな公園なのでしょうか。
・公園の中で子どもが遊んでいる状況が常に人目につくようになっている。
・公園や公園の周辺は、整備されていて地域の人が集まりやすい環境である。
・子どもの遊び空間にできるだけ死角がないような設計がされている公園である。
・子どもの遊びを見守る大人がつきそっている
・公園内でなにか問題が発生したときに、直ぐに外部と連絡ができる設備等が設置されている
・樹木の手入れが行われていて、見通しが利く
・防犯を考慮したトイレが設置されている
などなどいろいろと考えることができます。
しかし、これでも問題が完全に解決できるとは限りません。
スポーツ公園、自然公園、動物公園、町内の人が利用する小さな公園など、公園を作るときの目的によって、公園の機能も異なってきます。それによって、設備や公園管理の体制も異なってくるでしょう。
子どもが安心して遊べる空間としての公園をつくる事も社会の重要な責任の一つではないでしょうか。
そんな意味で、つくばの公園を見守っていきたいと思います。