日ごろから“スまっぷ”をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、筑波大学の協力を得て、これまで利用していたサーバから、
筑波大学のサーバに本システムを移設いたしました。
ご利用いただいているシステムの安定稼動を目的としたものになります。
それに伴い、“スまっぷ”のURLが変わりました。
http://giswin.geo.tsukuba.ac.jp/ssmap/
[システム移設による影響]
・利用者側で特に必要な設定はございません。
・既に登録されたデータが削除されることは一切ございませんので、ご安心ください。
[サイト管理者様向け]
“スまっぷ”にリンクを張っていただいている場合は、お手数ですが、リンク先の変更をお願いいたします。
安全”スまっぷ”のサーバを移設する事になりました
安全”スまっぷ”は、これまで協議会のメンバー企業が保有しているサーバで運用をしていました。
つくば市の多くの学校で運用が進んでくると、現在のサーバの性能上レスポンスが低下する可能性が高くなることや、地域の大学や企業が行政と協力して地域の子どもたちの安全を守るというスまっぷ推進協議会の精神をより明確にしたいという考え方もあって、今回、筑波大学のご協力により、筑波大学内のサーバに本システムを移設する事にいたしました。
現在、移設の準備作業中ですが、今月中には移設が完了する予定です。
移設後は、下記のアドレスを参照してアクセスできるようになります。
また、これまでのアドレスでも自動的に新しいサーバに飛ぶようになりますので、利用者側で特別の設定変更は必要ありません。
http://giswin.geo.tsukuba.ac.jp/ssmap/
9月1日からの本格運用を予定しています。
移設準備作業のため、一時的にサーバが動作しなくなる場合がありますので、ご了解ください。
スまっぷ推進協議会
”スまっぷ”を改良して、見やすくしました
PTAからの要望もあり、”スまっぷ”を改良して見やすくしました。
改良した主な点を列挙いたします。
①広域の地図表示をしたとき、詳細道路等を表示しないようにしました。
これまで、画面上で地図を縮小して広域を表示したときに、細かい道路等が表示されるため、地図全体がごちゃごちゃして見難いという声がありました。
このため、地図の縮尺を小さくしたとき、表示する地図の内容を制御して、詳細道路や地番などを表示しないようにするなどして見やすくしました。
②シンボルのサイズを大小選択できるようしました
通学路の危険箇所のデータが、ある場所にかたまって登録されているばあい、シンボルが大きすぎて地図が見えなくなり、場所の確認がよくできないという声がありました。
このため、表示シンボルを大小選べるようにして、シンボルが重なっているところでは、小さいシンボルを選択する事で見やすくできるようにしました。
③危険箇所のラベル表示/非表示の機能を追加しました
これまで、危険箇所ごとにラベル(見出し)を表示していましたが、地図の広域表示をすると字が重なって見づらかったため、ラベルを表示するかどうか、見る人が選択できるようにしました。
④注釈の文字を整理しました
つくば駅や新しいショッピングセンターなどを追加すると同時に、これまで、研究所や大学の名称が、敷地内に複数表示され見づらかったのを、名称の表示数を減らすことで、見やすくしました。
⑤つくば公園通りを地図に入れました。
松見公園から赤塚公園まで走っているつくば公園通り(ペデストリアン)を地図上に表示するようにし、場所の特定をしやすくしました。
ご覧になって、ご意見がありましたらこの記事にコメントとしてお寄せください。
“スまっぷ”と県警が提供する安全マップとの違い
昨日、小学校の先生が多く参加されている会合の席で“スまっぷ”の紹介をさせていただきました。
やはり、先生の皆さんは、近頃の子どもたちの安全を脅かす事件については大変心配をされ、今後の対応に苦慮されていらっしゃることが強く伝わってきました。
“スまっぷ”については、こんなしくみが自分たちの学校でも使えたなら、あんなに苦労しなくても済んだかもしれないと、これまで紙を使って安全マップを作成されてきたことのご苦労を語っていただきました。
そんな中で、最近は全国の多くの県警で、子どもたちの安全に関する不審者情報がインターネットの地図上に公開されていることについて、感想を求めました。
県警のインターネットの地図を利用した安全マップは、県全体の安全状況を把握するうえでは役に立つけれども、自分たちの学校の周辺についての情報は少なく、子どもたちの通学路の細かい危険箇所を把握するためには、“スまっぷ”のような地域の細かい状況を把握できる地図が必要という答えが返ってきました。
また、仮に“スまっぷ”を利用する場合の課題については、やはり運用体制が問題で、学校のPTAの活動が活発なところでは運用が可能と思うけれど、そうでないところでは担当の先生が中心とならざるを得ないため、先生の負担がさらに大きくなることが懸念されるということでした。
そのほかには、学校の授業で子どもたちが“スまっぷ”を利用することについて、学校によってはコンピュータを使いこなしているとは言えない状況のところも多く、また、子どもの家庭へのパソコン普及割合が低いなど、コンピュータを地域で広く利用する環境が整うまでには、まだ、相当の期間が必要と思いますという感想もありました。
大変有意義な情報交流ができました。
2006年”スまっぷ推進協議会”の活動方針
新年明けましておめでとうございます。
2006年、子どもたちを安心して学校に通わせることができる社会を取り戻すために、”スまっぷ”推進協議会は、今年も頑張りたいと思います。
今年の”スまっぷ”推進協議会の活動方針は、次の通りです。
1.つくば市の少しでも多くの地域で”スまっぷ”を利用していただけるよう、”スまっぷ”の広報活動を昨年に引き続き実施していきます。
2.”スまっぷ協議会”の活動として、つくば市内の通学路の危険箇所情報や地域の安全活動に関する最新の情報を学校や地域の関係団体と連携して収集し、”スまっぷ”を利用して情報提供をしていきます。
3.つくば市内の各地域における子どもたちの安全に関する取り組みなどについて情報を収集し”スまっぷ”のBLOGを利用して提供していきます。
ぜひ、多くの方々に”スまっぷ推進協議会”をご支援していただくようお願い申し上げます。
スまっぷ推進協議会のBLOGを開設しました
2005年もあと残りわずかです。今年も通学路で子供たちが凶悪犯罪の犠牲になる事件が相次ぎました。憤りと不安とやりきれなさが募るばかりです。
子どもたちの通学路の安全を守るには、学校や子どもの家庭だけに任せるのでなく地域全体が一体となって取り組む必要があるということは多くの人の共通する認識でしょう。
しかし、一人ひとりがそう思っていても、なかなか地域コミュニティの活動にまで結びつかない、あるいは、PTA,自治会、NPOなどによる安全活動が行われていても、隣り合う地域の活動状況について相互に情報が交換されないため、連携した活動が難しいというような状況があります。
そんな問題を解決するために、つくばスマートコリドール構想推進協議会は、インターネットのデジタル地図(GIS)を利用して子どもたちの通学路の危険箇所を共有する仕組み”スまっぷ”を構築し、2005年2月からつくば市竹園西小学校をモデルケースとして運用を開始しました。
これまでに、つくば市竹園地域周辺での不審者情報などを”スまっぷ”を利用して、学校の生徒保護者に緊急連絡をするなどの利用がされています。
まだ、限られた地域での運用にとどまっていますので、今後はつくば市全体、さらには、茨城県の広い地域でその利用を推進していきたいと考えています。
”スまっぷ”の普及推進を図るため、2005年8月”スまっぷ推進協議会”を発足させました。メンバーは、”スまっぷ”の利用者とその運用を支援をする地域企業、NPO団体等で構成されています。
この度、”スまっぷ”利用者への情報提供および利用者間の意見交換を目的として、”スまっぷ推進協議会”のブログを開設し、”スまっぷ”のトップページに最新の記事を掲載するようにしました。
今後は、”スまっぷ”HPを、子どもたちの通学路の安全に関する地域情報のポータルサイトとしてリニューアルしていく予定です。