今回は、オーストラリアに住む日本人の主婦が書かれた記事です。
「・・・通学路で、子供達が道を横断しないといけない場所には、必ず「ロリーポップマン(キャンディーマン(?))」という、ボランティアの人達が、オレンジ色の目印と、白いユニフォームを着て、子供達の道の横断を見守ります。このロリーポップマン各学校が、出しているので、だいたい学校が始まる時間と、終わる時間には、どの横断歩道にもロリーポップマンがいます。そして、生徒達がその場所に来ると、オレンジ色の標識を持って、横断歩道の中央まで行き、「生徒がわたります」と記されたその標識を掲げ、車を止めるわけです。 」(引用)
この記事では、オーストラリアではボランティアが地域社会の中で、子どもたちの安全を守るための一定の役割を担っていることが分かります。
このボランティア「ロリーポップマン」は、各学校が出しているということですが、どのような人達によって構成されているのかはよく分かりません。
日本でも、最近は時間が割りに自由なお年寄りに、通学路の子どもたちのサポートをお願いしているという記事もよく目にするようになりました。これと似た制度なのでしょうか。
そう言えば、昔小学校の近くの横断歩道には、毎日かならず「みどりのおばさん」が立っていて、子どもたちと朝挨拶を交わす姿が思い出されました。
警察庁のまとめによると、現在の防犯ボランティア団体は全国に約1万4000あり、平成15年に比べて約4.6倍に増え、団体を構成する構成員別では、町内会・自治会員による団体が約半数(7,141団体、51.1%)を占めるほか、平成15年末現在に比べると、子どもの保護者による団体の把握が急増(1,969団体、18.4倍)しているということです。
防犯ボランティア情報は、防犯ボランティア支援サイトで見ることができます。