毎日新聞(2006年3月1日)の記事によると、今市の小1女児殺害事件後、市は、安全対策をほぼ完了させたということです。
記事にあった対策内容を整理してみました。
<ハード面>
・防犯灯設置
自治会や学校から事件後、計497基の要望があり、459基を設置した。
残りは製品の納入遅れや電柱を新設しているため、3月上旬に完了。
・看板設置
「不審者注意」の立て看板なども、3月上旬には設置される。
<ソフト面>
・安全パトロール
自治会などによる「安全安心パトロール」は事件後、
43団体増えて114団体、4839人が参加。
交通指導員や民生児童委員、老人クラブ会員、廃棄物監視員らが、
下校時を中心にパトロールを実施。
・防犯ステッカー
宅配業者や福祉サービス事業者などに新たに1459枚が交付された
・避難の家
市内のコンビニエンスストア26店舗も「ひなんの家」として協力
・児童の一時預かり
放課後児童クラブやファミリー・サポート・センターによる
児童の一時預かり制度もスタート。
・安全マップ作成
学校では、児童の登下校状況調査や通学路安全マップの作成が完了した。
保護者への不審者情報メールも3月から始まる。
これらの対策をみると、地域全体の協力なしには、子どもたちを守ることはできないことを強く感じます。