アメリカの全米犯罪防止協会NCPC(National Crime Prevention Council)という団体があり、犯罪から地域の人々を守るための様々な活動が行われている。
そのホームページで、不審者から子どもを守るために何を子どもたちに教えるべきかを教えている。
例えば、
○こどもは不審者といえば、漫画に出てくるような悪党のイメージを持っているのが普通であるが、そう思うことは非常に危険なことであり、親はそのことをしっかり子どもに教えるべきである
○こどもが犯罪に遭いそうになったとき、どのような人に助けを求めるべきか、例えば、働いているときの警察官、消防官、学校の先生などは分かりやすいが、とにかく公的な施設に助けを求めるべきであり、普段から親はこどもと一緒に町にでたときに、しっかりと誰に助けを求めるべきかを認識させる必要がある
○誰かにつれていかれそうになったなどの危険に遭遇したときには、こどもに「行かない」「逃げる」「出来る限り大声を出す」「そして、そのことを信頼できる大人に話す」ことを教えなさい
などと細かく指導している。
今、日本においても子どもたちに教えている事は、これと殆ど同じである。
犯罪の多いアメリカでも、基本は同じということのようである。